インド留学記vol.2 ”デリー大学、授業内容、インド英語”
インド留学期vol.2!今回は
②授業内容
③インド英語
について書き綴りたいと思います!
University of Delhiってどういう大学なのか?
まず初めにvol.1でも説明しましたが、デリー大学はNorth CampusとSouth Campusに別れて密集しています。
基本的にデリー大学はインド国内数ある大学の中でも有名な大学でして、そのデリー大学の中でも優秀なカレッジが集まっているのが、North Campusです。
こちらの写真はSt.stephen's College(赤丸)周辺の地図ですが、この周辺だけでも多くのカレッジが存在するのが分かります。
青で囲んでいるカレッジはShri Ram College of Commerce(シュリラムカレッジオブコマース)、現地ではSRCCと呼ばれており、主に経済学や商学部に特化したカレッジ
です。
ここもかなーーり優秀な学生がインド全土から集まっています。
オレンジで囲んでいるカレッジがHindu College(ヒンドゥーカレッジ)でSt.Stephen'sと変わらず、一般的なカレッジで、St.Stephen'sカレッジとライバル!?みたいなことを友達から聞いた事あるので、優秀だと思います。
vol.1でも記載しましたが、僕が留学してたのは、
St.stephen's College(セントステファンズカレッジ)なので、その他カレッジと少し違うかもしれませんが、学部は文系/理系共にあります。(下記写真参考)
同じタイミングで来ていた日本人留学生が他に4人いて、その内の2人がEnglish(英文学部)、1人がHistory(インド史)、もう一人が経済学部だったので、もし英文学部やインド史について知りたいなら、メッセージください!
友達に聞いてみます!
インド最優秀大学の授業内容とは!?
基本的に授業は教科書をベースに進んでいき、教授が指定した範囲を予習して来て
授業内で教授がひたすら解説するというような感じです。
基本的な授業の進め方は日本と同じです。
日本との違いは、①授業時間、②クラス制度、③生徒と教授の議論が盛ん
の三つの点だと思います。
①インドの授業時間は50分
日本の大学は1授業90分ですが、インドは50分です。
長過ぎないので、ちょうどいい感じに集中力が切れたタイミングで終わってくれます。
②デリー大学の学部の定員は30名程度
クラス制度です!
デリー大学の教室は日本の義務教育の教室と全く同じ作りをしています。
教室の定員は30名程度なので、各学部定員は30名です。
すっごく少ないですよね。30名って.......どんだけ競争激しいんだよ!!ってなります。
留学生からすると、初日の授業は
おおお!??日本から転校生が来たぞ!!!
的な雰囲気になるので、転校経験が無い僕にとってはとても新鮮でした。
③生徒は教授の議論が盛んに行われる
ここが一番の違いです!
インド人学生は授業中に気になることがあれば、問答無用に周りを気にせず、質問します。
納得のいくまで議論します。
なので、授業中に一人の生徒が教授との議論を始め、熱が入ると、すっとその2人の議論を聞く。なんてことは日常茶飯事です。
その質問が僕たちの疑問なので、すごく参考にもなります。
少人数のクラス制度というのが、生徒と教授の距離を縮めて、相互的な教育ができているのだなと感じました。
以上の3点が日本の大学との違いです!
基本的な授業の進め方は日本のような受け身的な授業
しかし、議論は日本よりもできる環境にある
これらの条件下で、インド留学で成長するためには「どれだけ自分から主体的に議論をしていくか!」
これに尽きると思います。
優秀な学生の前で教授と議論をする
というのも、緊張してびびりますのが、議論をできるというのが唯一の違いなので、
ここだけはこだわっていきましょう。
インド英語って本当に聞き取れないの?
間違いなくYESです!!!
大学3年次に留学したのですが、
1年次から英語で経済学を学んで、オーストラリアでインターンも経験したので、ある程度の自信はありました。
が!しかし!
最初の授業で教授の話している言語が英語ではないと思ってしまうほど、聞きとれないし理解できませんでした...。
もちろん教授だけでなく、友達の話していることも全くといっていいほど、聞き取れなかったので結構辛かったです。
インド英語に慣れるのは最長半年、最低2〜3ヶ月後と言われています。
(僕の場合は、授業で毎日聞いていたので2ヶ月くらいで慣れてきました。)
毎回の授業でインド英語が聞き取れず、授業内容も理解できないので、最初の2ヶ月は相当辛かったです。
「授業が分からなくても、黒板の文字読めば理解できるやん」と思う人もいるかもしれませんが、それも難しいです。
なぜなら、インド人は全て筆記体で書きます。
おそらくゆとり世代から筆記体は学ぶのをやめたのか知りませんが、彼らの書く筆記体が全く読めず、先生が書いていることすら理解でません。
友達にノート見せて!って頼んでも、解読するのに一苦労です...。
このようにインド留学してすぐは、インド英語が中々聞き取れず読めないので、
できるだけ早く慣れるためにも、
部屋に閉じ困らず多くのイベントに参加して友達を増やし、コミュニケーションとっていきましょう!!
今回は、インドに留学したい学生や社会人に向けて、
少し解説的なブログになってしまったので、次回は物語風に
インドの日常を綴っていきます!
【最後に留学Tips】
各カレッジには必ず教科書を800円程で丸一冊コピーしてくれるコピー専門屋さんがいるので、(日本では完全なる違法ですが....笑)
マーケットで教科書を買うと、5000円程かかるので、友達から参考書を借りて、おじちゃんにコピーを頼みましょう!
インド留学記Vol.1
みなさんはじめまして。
初投稿です。LifeinIndiaでは僕のインドデリー大学での留学記やインド情報について書き綴る予定なので、よろしくお願いします。
さぁどんどん行きましょう!
始めに伝えたいのはインドと僕の出会ったきっかけについてです。
そもそも僕はインドに留学に行きたいとかインドのことがすごく好きだったと言うわけではなく、ただただ留学に行きたいと考えていました。
その結果、経済的にも大学の交換留学を使って留学をしたほうが安いということで交換で留学することに決めました。
(交換留学は大学が留学先の授業料を負担してくれます。僕の場合80万円負担してくれました)
そのこともあって、交換留学はとても人気で高い競争率です。
そして、結論から言いますとその交換留学試験に落ちてしまいました。笑
(まじで一年生からTOEFLの勉強してたのに落ちたので、さすがに泣きました。)
ただ何があったのか幸運にもデリー大学に留学する予定だった候補者が辞退し、その補欠合格者として入ったのが僕です。
インドという予期せぬ国で、不安と興奮が入り交じった気持ちだったのを鮮明に覚えています。
それがインドと僕との出会いです。
【インド滞在初日】
僕がインドに訪れたのは1月でして、インドは灼熱!というイメージだったのですが、冬は寒いです。デリーなどの北インドは夏は非常に暑く、冬はふつーーーに寒いです。
空港に着いた時、日本とは違うにおいがして興奮していました。
空港にデリー大学の職員が迎えに来てくれるってことだったので、まぁ探すんですが、空港の前には迎えに来ているとタクシーの運転手などがたくさんいまして
ほんとに職員を見つけることに苦労しました。
やっとの思いでクマル(写真右)という大学職員と無事に会うことができ、ガンディー国際空港から車で大学に向かいました。
大学の校舎は西洋建築でハリーポッターのホグワーツを思い出すような作りです。
そして、なんと留学先のインドデリー大学はなんとカレッジ数が40を超えて、サウスとノースにキャンパスが密集しています。僕が留学していたセントステファンズカレッジは数あるカレッジの中でも学力的に1番のカレッジでした....!!!
インド最高峰の大学です。
例えば、このカレッジの入試試験では99.75%以下の人は落ちてそれ以上の人が受かるというスーパーハイレベルな受験戦争を勝ち抜いてきた、精鋭の集まりです。
ご想像の通り、この先、僕はインド英語と周りのレベルの高さに驚かされることになります。(詳細については後日!)
話は戻りまして、大学に送ってくれたクマルが夜ご飯を食べようと誘ってくれました。
インド初日の晩御飯!
「さっそく本場のインドカレーか!??」と興奮気味だったのに、
クマルが提案してきたのは、ケンタッキー。笑
ただそのときの僕は、
インド人には自分の本音をぶつける大切さ
を学んでいなかったので、日本人のように我慢して快諾しました。
大学近くのマーケットに行くのですが、そこで驚かされたのが圧倒的インフラの欠如...
ケンタッキーまでの道が板一枚だし、それ以外の道も板です。
こんな風景を目にしてまず間違いなく日本ではできない経験をしているなぁと感じましたね。
無事に、不味いはずが無いケンタッキーをたいらげ、寮の部屋に戻ってきて、ゆっくり眠れると思った矢先.....
寮のベッドにはまさかの敷布団しかなく、毛布で凍えながら寝ることになりました。
次回は寮の部屋と授業ついて紹介します!!!
ティ—————————————ケ!??